いだてん 見てる？
史上最低の視聴率で「平家物語」も下回ったんだってね。
私は最初から見てる。
金栗四三役の中村勘九郎の不自然なまでにカン高い声と、大げさすぎる
演技がきにさわり、あまり好きではなかった。
わざとらしい演技でしょう？ そしてあの声。
もっと静かに自然にセリフを話してはいけないのかな？
いつもテンションあがっているという感じがいやだった。
でも惰性でずっと見ていた。
スヤと結婚するころからだんだんおもしろくなってきたよ。
前回はベルリンオリンピックの夢が失われて落ち込む四三を励まそうと
妻スヤが上京する。でも四三に言われ、一旦は熊本に帰る。
でもスヤが共に痛みを分かち合ってくれたおかげで、四三は再びはしりだす
んだ。
駅伝がこうして始まったとか、明治神宮近くのスタジアム構想とか
知らないことばかりだった。
とても明るい話になってきて楽しかったよ。
ついにスヤも懐妊してほんとめでたしめでたしだね。
勘九郎のカン高い声もだんだん気にならなくなってきたし
（めだたなくなってきた？）おもしろいと思うよ。
並行して描かれている 孝蔵の話も悪くない。
森山未來はよい俳優だと思う。
他のだれも持っていない物をもっている役者（ダンサー）だ。
かれが志ん生になるのはまだ時間がかかりそうだけど、いいよね。
四三だけでなく、孝蔵の成長物語にもなっているんだ。
おもしろくなってきたので、次回も見るよ～。
